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カゼニモマケテ   

のどが痛い。
風邪をひいたらしい。正確には、うつされた。ダーリンに。
・・・っていうと、ものすごく甘美な、セクシーな感じがしてよいが、
そんな素敵なこと、していません。

ただ、一緒にご飯食べたり、お茶したりしたくらい。
だけど、あいつ、私ののんでるコーヒー、勝手に、一口飲んだのよね。
きっと、あれだ。そーだ!そーだ!

この風邪は、熱などでないが、のどが痛く、
しかも、数日だるい。
でも、大人しくしてれば大丈夫って、種類の風邪らしい。
生殺しの風邪だ。

ぱぱっと熱だして、さっさと治ってほしい。
なので、きょうも、お仕事以外は、読書ざんまい。
きのうは、三國清三さんがシェフになるまでのことを書いた、「ミクニの奇跡」って本と、
爆笑問題の大田さんの奥さん、太田光代さんの本をよんだ。
きょうは、小出監督の本を読んでいる。

でも、小太郎に、さっき、散歩をせがまれ、
小雨の中、いってきた。
くるっと左巻きのしっぽ、小太郎の背中をみながら、横川沿いの遊歩道を散歩した。
犬の茶色い後姿をみてると、かわいくって、かわいくって、
抱きつきたくなる。
気分は、母犬。

あー、風邪、早く治らないかなー。のどが痛いの、いやだなー。

ミクニシェフは、フランスで修行中、アパート代がなくて、野宿しながら、
レストランに通い続けた経験があるようです。
2年間、鍋洗いだけをしつづけたことがあるようです。そして、鍋洗いしかしてないのに、
いきなりスイスの日本人大使の料理長として、推薦され、世界デビューですよ。
がんばってれば、そんなこともあるんですね。

世界のミクニの若き日の苦労話は、かなり新鮮で、興味深かったです。

エピソードのある男って、素敵だよね。
そう、風邪なんてひいてる場合じゃないのだよ。私だって・・・。
エピソードは、ベッドで寝てるだけじゃ、生まれないのだ。

by ciaoks | 2006-05-08 18:51 |

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