湘南ビーチマラソン 大会リポート   

天気が私に味方をした。
くもり、ときどき はれ。しかも、扇風機のようなおだやかな風が吹いている。
でも、あとで、味方は天気だけだったと知ることになる。

わたしにとって2度目の大会。前回は家族総出ででかけたけれど、今回の応援団は、
ダーリンひとり。
前夜うちにとまり、朝6時、たたき起こす。海があるから水着も・・・、日焼け止めクリームも必需品、あー、あれがない、これがない、ご飯食べなきゃ・・・と
騒々しいことこのうえなく動きまくり、6時55分に家をでて、会場の二宮駅へと向かった。

東海道線は目的地が近づくにつれ、ジャージ姿のそれっぽい人が増えていく。
駅につくとボランティアのボーイスカウト少年に誘導され、バスにのりこみ、約5分。
体育館に到着。中はこんな感じです。(以下、撮影はダーリンっす)

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「避難所みたいになってるよ。」やる気まんまんのランナーの空気が、ダーリンには不思議にうつったらしい。「宗教みたいだね」とも言っていた。
それからさっそくビーチにうつり、ストレッチ。出店がお祭りのようにでていてなにやら楽しそう。
ジュースをかったら、「10キロはしるの?すごいね」っていわれた。
なんで、10キロなんていつも走ってるのに・・・と、そのときは思ったけど、あとでその言葉の意味を私はしることになる。
なにも知らずにストレッチしてるわたし。
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ダーリンに荷物をあずけ、スタートをむかえた午前10時。
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そして、地獄がはじまった。
走り始めて、すぐ、普通のマラソンではないことを思い知らされる。
砂浜&砂利。しかも砂利の石ころの大きさはてんでバラバラ。
地面をけっても、その力は、砂や砂利にすいこまれ、分解され、足が前へ進まないのだ。
波打ち際を走ろうとすれば、波にやられ、くつがぬれる。
さらに、そのぬれたシューズにすながつき、足は重い。
1キロの看板をみたとき、絶望的な気分になった。まだ1キロ?足は5キロ分の疲労をかかえている。
後ろにいた男の子二人組みは、「このコース、今夜夢にみそうだな」とささやいている。
ちょっと気をぬくと、足をくじきそうになる。

2キロいくまえに、歩き出している人もいる。そして、私も歩いてしまった。
そして、少し足元がまともになると、また走り、そして歩くのくりかえし。
息はきれないけれど、足は重く、痛くなる。今まで味わったことのない爽快感ゼロのマラソンだった。
これが大会だと思うとつらいので、途中で考え方をかえる。これは大会ではなく、練習だ。
いつかハーフやフルを走るためのハードな練習なのだと。
コンクリートの道が楽に感じるためのギブスなのだと。

どれくらいの砂利か、この写真を見ていただくとわかるかも。
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途中ユーターンして帰ろうかとかと何度も思った。
今までで一番長い10キロだった。
テトラッポットがあるため、非常に幅の狭い道もあったりする。普通の道路は1メートルたりとも
なかった。
誘ったけど、これなかった、友達のれおちゃんや、あっきーの顔をおもいうかべ、
もし、きてたらうらまれるところだったと、ほっとする。
で、わたしは、歩いたり、走ったり、屈辱的な気分になりながら、10キロはしった。
ダーリンは、あまりにも私が帰ってこないので、見過ごしたかとおもったほどだ。
それくらい、遅かった・・・。

鍛えられたのは、精神力?
うーん、来年は、この大会にはでないかも。
桃源郷マラソンをはしったとき、アップダウンが激しくて、初心者にはむいてないと思ったけど、
いやいや、これに比べれば、どの大会もOKな気がする。

左足薬指の爪がけずれ、足をひきずるわたしに、ダーリンがいった。
「そんな時もあるさ、今度がんばりな」
海の風と、その言葉だけが、ここちよかった。


●6月の月間走行距離・・・10キロメートル
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by ciaoks | 2006-06-05 23:45 | マラソン大会リポート

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