カテゴリ:伴走( 3 )   

頑張る根性   

ちょっと前に買ったのですが、なかなか読めなかった本をやっと読みました。
アテネのパラリンピックのマラソンで、金メダルをとった、高橋勇市さんの本。
「アテネの風 盲人ランナー高橋勇市の軌跡」

伴走をするにあたって、読んでおくと参考になるかなぁ~と、思ったのですが、
とんでもない。
ビジネス本、自己啓発本として、走らない一般の方にも読んで欲しい本でした。

高橋さんは、病気のため、高校生頃から、視力が悪くなりはじめます。
そして、失明。盲学校に通い、マッサージ師となります。
それから仕事と両立させながら、ランニングをスタートさせます。
学生時代は陸上部だったけれど、とりわけ速い方ではなかったとか・・・。

しかも、初マラソンが、那覇マラソンなのですが、その時はすでに30歳。
本格的にフルマラソンに取り組み始めたのが、33歳。

アテネで金メダルをとった時は・・・39歳くらいのはず。
ちなみに、アテネのタイムは、2時間44分24秒。
自己ベストは、2時間37分43秒です。

視覚障害をもちながら、これだけ走れるなんて・・・。しかも、年齢を考えてもすごい。

「わたし、若くないし・・・」とか、「才能ないし」とか、疲れていると弱気になって、
いろんなことを理由に、目の前の問題から逃げたくなるけれど、
この本を、読んだら、そんなこと言ってられないなぁと思えてきました。

高橋さんのがんばる姿に、まわりは、応援をつづけ、
さらに、その応援をパワーにかえて、がんばった、高橋さん。

そして、また頑張るから、周りの応援は増え続け、さらに、がんばる。
この美しい繰り返しが、この本の中で、書かれています。
「頑張る」と「応援」が、スートーリーの中で、正比例のグラフを描いていました。

私が走り始めて一番頑張ったのは、今年3月の湘南での初めてのフルマラソン。
そして、あの時ほど、人から応援をうけたことはない。
沿道からの応援があったから、すごーく頑張れたのも事実。
そんなことを、ぼんやり、思い出しました。

人が応援したくなるような、「頑張る根性」さえあれば、つらくても、目標にむかって
進んでいけるものなんですね。

ちなみに高橋さんレベルの方がフルマラソンを走る際は、伴走者は3人ついて、
交代しながら、おこなうようです。じゃないと、無理ですもんね。

少し時間に余裕ができたら、「伴走の練習会」毎週末代々木公園であるようですので、
スケジュールにいれていきたいです。
その前に、走れるからだに戻さなくては・・・。うーん、がんばるぞ。がんばります。
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by ciaoks | 2007-05-25 09:51 | 伴走

伴走者デビュー!?   

「自分のためでも大変なのに、どうして、あの人は、人のために走れるんだろう?」
それが、最初に伴走者について思ったこと。

でも、だんだんと月間走行距離が増えるにつれて、
時間の大切さと、時間をつくる難しさをひしひしと感じるようになった。

で、ただ走るよりも、走ることで、なんかができたら、
いいかもなぁと思うようになってきた。

それから、皇居で、視覚障害者の方と伴走者が走っているのを何度かみた。
(正確には、追い抜かされたんだけどね・・・)

その姿をみて、かっこい~と思い、まだフルも走ったことないのに、
決めたのだ。

わたしも、いつか、伴走者になる!!!
走ることで、ちょっと誰かの役にもたてるなんて、ステキではないか!?

で、先週日曜日、伴走者の研修会が開催される、
千葉の酒々井にある、順天堂大学までいってきたのだ。
めちゃくち遠かった。しかも、前の日、ハーフマラソンはしって、ラジオの収録もした。
月曜締め切りの企画書もお願いされてたので、
研修会にいく=夜中まで企画書書くって図式が脳裏をかすめた。
かなり迷った。
けど、行った。(←自慢してます~!自分で自分を褒める女ですから)

視覚障害者というと、すごく大変そうなイメージがあるかもしれない。
可愛そうと思うかもしれない。私も、昔はそうだった。
でも、皇居や東京マラソンを走る彼らをみて、明らかに自分より上の人間だと
認識していたので、かわいそうなんて思えない。
走る障害者は尊敬すらしている。単純にかっけー、かっけー!って思う。
そんなかっけー知り合いが欲しいなっていうのも、
伴走者になりたい、理由のひとつなんだけどね。

で、研修会なんだけど、まずは講義から。

私達は目でいろいろと情報をえながら生活しているし、走る時もそう。
けど、視覚障害者の方は、程度もそれぞれだけど、
目からの情報が入ってこない・。

人は80%くらい、目から情報を得ているので、
そして、それが当たり前のようになっているので、気づかないことが多い。
その気つかないことについて、講義でレクチャーをうけた。

ふつう、人とあったら、「こんにちは」ですむ。
けど、視覚障害者の人には、「○○さん、こんにちは、白滝です」と、
相手の名前、自分の名前を両方いれなくては、伝わりにくい。

あと、歩いたり、走る時などは、「段差があります」ってだけじゃダメで、
「○センチくらいの段差があります。のぼります」って言わないとだめ。
上るのか、下るのか、言い忘れる人が多いそうです。

また、何もない状態のとき、フラットな舗装された道路がしばらく続く時などは、
ただ、黙っているのではなくて、「しばらく、平坦、まっすぐです」とか
いってあげないと、視覚障害者の方は、いつ、段差があるか、いつ曲がるかとか、
考え続けることになる。

また、音に、すごく敏感になる。危険な場面じゃなくても、
「車が向こうからやってきますが、離れているので問題ないので、
このまま走ってください」とか、いってあげないといけない。

もっと、もっと、いっぱいあるのだが、普段、視覚に頼って生きてると、
気づかないことだらけだった。

で、実際に、自分もアイマスクをして、他の参加者にナビゲートしてもらいながら、
教室をあるいてみたけど、かなりこわかった。
また、その後は、グランドにでて、また、実際にアイマスクをして、伴走してもらいながら
走って練習してみた。

1本のわっかになったロープの両端をつかんで、
走るのだが、伴走には、走るコツがあって、ようは、二人三脚の要領でやらないと、
手のフリがスムースにいかなくなるのだ。

視覚の情報を届けながら、走り方をあわせる・・・、
けっこう、難しい。

実際に、視覚障害者のおばさんとトラック1周を走る機会があった。
そしたら、「あらー、きょう伴走してくれた人のなかで、一番上手ね。走ってて気持ちいいわ」と
言ってくださった。

たぶん、私が自信をもってできるように、伴走者になることを諦めないように、
言ってくれてるのだ。うううう・・・その優しさも、嬉しかった。
本当に、人間ができている人が多いのだ。

結局1時半頃から、夕方まで、講義と実習をうけたが、
なんか楽しくて、疲れてたのに、眠くならなかった。

そんなこんなで、伴走者への小さな一歩を踏み出しました。

初のフルマラソンを控えてるのと、3月は業界の改変期で、
ばたばたしているが、ちょっとずつ始めていこうと思う。
    ↓ これ、研修会で、もらってきた。


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若い学生さんとかも、いっぱいきてたのが、ちょっと嬉しかった。
帰り道、学生男士二人組のうしろを、とことこ付いて歩いてたら、
彼らは箱根駅伝の話をずーっとしていた。

あと、他の参加者の方で、早くついたから
学食によった人がいるんだけど、
テレビでみた箱根の選手達が数人いたらしい。
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by ciaoks | 2007-03-02 01:01 | 伴走

伴走者   

申し込んでみた。
速い人の伴走者にはなれないけれど、遅い人もいっぱいいるかなーと思って。

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by ciaoks | 2007-01-29 11:43 | 伴走